ウェルネスプランかこがわ（第２次健康増進計画・第２次食育推進計画）

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はじめに わが国は、世界で最も長い平均寿命を誇る一方で、急速な少子高齢化やライフスタイルの変化に伴い、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病が増大し、これに起因した認知症や寝たきりなど要介護者の増加が社会問題となっています。 また、健康志向や食を取り巻く安全・安心の意識につきましても、朝食の欠食をはじめとする若い世代の食生活の乱れや孤食の増加に加え、栄養バランスの偏り、さらには伝統的な食文化や災害に備えた食への意識の希薄化など、食に関する様々な問題が顕在化しています。 このような状況のなか、市民一人ひとりが生涯にわたり健康でいきいきと、安心して暮らせるウェルネスな生活を送るため、本市では、平成25年（2013年）３月に「ウェルネスプランかこがわ－第２次健康増進計画・食育推進計画－」を策定し推進してきました。 この度、第２次健康増進計画の中間評価と見直しを行い、本市の健康課題である糖尿病の発症予防や重症化予防への取り組みに重点を置くことで、更なる健康寿命の延伸につながる施策を、総合的・計画的に推進していきます。 また、食育推進計画につきましても、前計画の最終評価を踏まえ、本市の健康課題解決に向けた食育の推進をはじめ、子どもへつながる食育力の強化や、食品ロスの削減という新しい視点をもって第２次食育推進計画を策定したところです。 今後も引き続き、関係機関・団体等との連携を図りながら、全力で取り組んでまいりますので、より一層のご支援とご協力をお願い申しあげます。 結びになりますが、本計画の策定にあたり、多大なご尽力をいただきましたウェルネスプランかこがわ策定委員会委員の皆様をはじめ、アンケート調査などにご協力いただきました多くの市民の皆様や関係者の方々に心からお礼を申しあげます。 平成30年（2018年）３月 加古川市長 岡田 康裕